プロジェクションマッピングは、プロジェクターがなければできません。
どういうプロジェクターを買ったらいいのかという質問もあります。
大きく分けて、2つあります。
・家庭用プロジェクター
・業務用プロジェクター
僕が実際にいろいろなプロジェクターを使っていくなかで感じた
簡単な使い分けを言うと、
・テスト用プロジェクター
→家庭用プロジェクター
・イベント用、本番用のプロジェクター
→業務用プロジェクター
になります。
業務用プロジェクターは、本体価格が数百万円するため、
個人で持つのは、難しいです。ビジネス向けです。
高輝度なモデルが多いので、屋外のプロジェクションに使えます。
そのため、展示や仕事が決まったら、レンタル会社から機材をレンタルします。
使用する機種、期間が決まれば、レンタル会社に見積もりします。
家庭用プロジェクターは、安価で小型なものが選ぶことができるので、購入していつでもテスト用に使うことができるので便利です。もちろん、室内や映像面積の小さい投影だと、展示やイベントにも十分使うことができます。
また、家庭用プロジェクターの中でも、3000ルーメン以上のモデルは、輝度が明るいため、展示にも使えると思います。
業務用にある便利な機能
・シャッター機能
投影を止めることができます。光が完全に出なくなります。
本番スタートや舞台などで役に立ちます。
・レンズシフト機能
業務用は大きいので簡単に動かせません。
そのかわり、レンズが上下左右に移動できます。
映像も角度がそのままで平行移動できるのでかなり便利です。
・シリアル制御
入出力にシリアルポートがあり、コントローラーにつなげることができます。
例えば、制御卓や壁の調光パネルに組み込み、
設備の1つとしてカスタマイズすることができます。
以上が現場で使っていて便利だなという機能です。
次は、一般的にも知られているスペックの話です。
ルーメンの数字だけではなく、光源の方式もとても重要です。
・高画質、高精細
3チップのDLP方式、レーザー光源方式などがあります。
家庭用にもDLP方式がありますが、1チップタイプです。
1チップだと、精細さや色再現性に乏しく、
3チップだと制作時にディスプレイで見ていたものと
ほぼ同じような色調で投影されます。イメージ通りの色が出やすい。
レーザー光源は、メンテナンスフリーなので、常設に向いています。
電源を入れてからスタートが早く、ストップ時も冷却を待つ必要ありません。
これは、家庭用のLED光源と共通するメリットでもあります。
スペック以上に鮮やかに見えるといわれてます。
・高輝度
3000ルーメンから、50000ルーメンまであります。
家庭用は、6000ルーメン程度までだと思います。
※一部ハイエンド家庭用にも入ってる機能もあります。
業務用プロジェクターは、
株式会社シーマのサイトから、
レンタルできる機種を見ることができます。
あとは、各メーカーサイトから。
パナソニック 業務用プロジェクター
株式会社シーマ 機材レンタル会社