みなさん、メディアプレイヤーって使ったことありますか?
僕は、映像の展示やプロジェクションマッピングを
2か月間したときに使いました。
家電量販店では、メディアプレイヤーはほとんど売っていないので、
見る機会は少ないと思います。
ただ、パソコンショップのドスパラに
低価格のメディアプレイヤーを見ることがありました。
中華メーカーみたいな謎のメディアプレイヤーが多く、
信頼できるものは少ないと思います。
数少ないメディアプレイヤーの中でも、
信頼できる業務用メディアプレイヤーがあります。
業務用メディアプレイヤーで
BrightSignというメーカーがあります。
国内代理店もあるので、日本でも購入できる製品です。
そもそも、デジタルサイネージ用のメディアプレイヤーで
大型ディスプレイ、電光掲示板に映像コンテンツを流すための機材です。
ディスプレイの背面に固定するので、小型なものです。
業務用メディアプレイヤーのメリット
・小型で設置しやすい
・操作が不要(初期設定のみ)
・マルチディスプレイに対応
・カレンダー、タイムシフトを設定できる
・ネットワークから操作ができる
つまり、長期間の展示の時に、
操作スタッフがいなくても、安定して運用できることがメリットです
ボタンもリモコンもありません。
正直、最初は戸惑ってしまいます。
あと、設定ソフトが Windows用のなので、Windowsマシンが必要です。
Mac用は現時点ではありません。
BrightAuthorという管理ソフトがあります。
これでコンテンツやスケジュールの設定ができます。
SDカードをパソコンにさして設定してから、
メディアプレイヤーにSDカードをさして再生します。
HD、4K対応の製品から、
ネットワークやマルチディスプレイに対応するものまであります。
また、インタラクティブ機能のオプションも出ているそうです。
それは、まだ使ったことがないです。
使い方の例
・プロジェクター1台にBrightSign1台
・4Kプロジェクター2台でBrightSign2台で同期して再生
・プロジェクター3台BrightSign3台、PA卓でスイッチ操作、切り替え
以上のような使い方は、実際に見たことあります。
アマゾンでもBrightSignは売っていますが、
案件の場合は、レンタル業者や購入する会社に
初期設定までしてもらうほうが安全かもしれません。
少し話は戻りますが、
DVDやBlu-rayなどの光ディスクを使いたくない理由
も紹介しておきます。
・光ディスクやプレイヤーが消耗しやすくエラーが出やすい。
・比較的、大きい。
・設置に水平を取らないといけない。
・ディスクを焼くのに手間と時間がかかる。
というのが、すぐに思いつく理由です。
ディスクを焼ける機材を持っていない人も多くなっていますが、
最近、映画館にBlu-rayで納品したことがあったので、
現場によっては、まだ必要とされているようです。
「プロジェクションマッピングの教科書」のSECTION-47
「メディアプレイヤーによる映像再生」でBrightSignを紹介しています。