プロジェクターを使って困るのは、映像が薄くてよく見えないことです。
とりあえず、見えないことが一番最悪で避けなければいけません。
空間が明るかったり、
映像の面積が大きすぎると、
映像の光が足りない、映像が薄いといった印象になります。
プロジェクターには、
100インチ、150インチと推奨のサイズが書かれていることがありますが、
プロジェクションマッピングだと、空間の大きさに合わせて
使うことが多いのが現状です。
これは、私が実際に名古屋で行ったプロジェクションマッピングです。
(手前の軽自動車のライトがぶれていないので、長時間露光はしてない写真だと思います。)
これは、2万ルーメンのプロジェクターを1台使いました。
グーグルマップから、建物と車(セダンタイプ)の比率から推測すると、
映像の幅は、25メートルぐらいになります。
『プロジェクションマッピングの教科書』の
「SECTION-12建物の大きさと投影距離の関係」の中で
P63「プロジェクターの選定に関わる性能の比較表」を紹介しています。
20000ルーメン:25-35m
10000ルーメン:15-20m
4-6000ルーメン:10m
3000ルーメン:5m
経験的には、2万ルーメンだと、25~35メートルぐらいまで、
対応可能な場合がありますが、これは環境の明るさに影響を受けるので、
最終的には、テスト投影をすることをオススメします。